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平成31年3月28日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

全球版波と風の統計データベース(GLOBUS)をHPで公開
-世界で初めて全球での波高-波周期-風速を含む3相関表が利用可能-

 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎、東京都三鷹市)は、全球の波と風のデータベース(GLOBUS:グローバス)をホームページで公開しました。
 GLOBUSは気象庁の波浪推算データを用い、波と風の発現確率を表示するものです。これにより、従来より高度な全球域での波と風の長期統計を利用することが可能となり、船舶・海洋構造物の設計や運航、稼働率、リスク評価への活用が期待されます。

 全球の波と風のデータベース(GLOBUS)は、2006年から10年間の気象庁の波浪推算データ(0時間先予測値)を海上技術安全研究所で統計解析し、緯度経度10度間隔の海域で気象要素の発現確率として作成したものです。気象要素(風速、風向、波高、波周期、波向)の2要素の発現確率の他、波高-波周期-波向、波高-波周期-風速の3相関表を海上技術安全研究所のホームページ(以下)から利用できます。

URL:https://www.nmri.go.jp/archives/db/globus/namikaze_main.html


これまで波高-波周期-波向の3相関表は海上技術安全研究所で公開している日本近海の波と風統計データベース
参考:https://www.nmri.go.jp/archives/db/wwjapan/namikaze_main.html

で利用可能でしたが、今回、全球での波高-波周期-風速を含む3相関表の公開は世界で初めてとなります。

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