PRESS RELEASES
内航船舶の離着桟操船は船員の負担が大きい作業と言われています。当所では、離着桟操船時の船員の負荷を低減するための支援システムの研究開発を進めてきました。
今回の公開実験で使用する一般社団法人内航ミライ研究会と共同で開発した模型船(図1)は、船首と船尾にスラスタを搭載し、それらをジョイスティックで操作することで離着桟操船を容易にします。また、模型船に取り付けたレーザ変位計で位置を検出し、着桟位置までの距離をビジュアルに表示する支援システム(図2)や監視カメラによって安全な離着桟の実現を目指しています。
公開実験の当日は、様々な船員負荷低減技術を搭載した模型船を紹介させて頂き、小型試験水槽において離着桟のデモンストレーションを行います。参加された皆さまからのご質問にもお答え致します。
図1 499GTケミカルタンカー模型船
図2 離着桟操船支援スクリーン
1. 日時:令和3年1月25日(月)15:00-16:00
2. 場所:開催方法:オンライン(ウェビナー形式)
ご質問される方は事前にマイクをご用意ください。
3. お申込み方法:参加ご希望の方は、弊所HPより、事前の登録をお願い致します。
事前登録サイト:https://www.nmri.go.jp/webinar_openexperiment02.html
申し込み期限は1月21日(木)とさせていただきます。
4. お問い合わせ先:国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 企画部広報係 Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
E-mail:info2@m.mpat.go.jp
URL:https://www.nmri.go.jp/
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