プレスリリース

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令和3年3月12日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

衝突を自動的に回避する避航操船システムに係る実験を公開

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部昭則)は、3月25日(木)に、操船リスクシミュレータを用いた避航操船技術に係る公開実験を行います。

 自動運航船を実現するために必要不可欠な機能として、衝突を自動的に回避する避航操船機能があります。当所は、株式会社商船三井、株式会社MOLマリン、商船三井テクノトレード株式会社、株式会社YDKテクノロジーズ及び国立大学法人東京海洋大学と共同で避航操船技術の確立を目指して研究開発を進めています。


 2019年、タブレット型端末に航行妨害ゾーン(OZT: Obstacle Zone by Target)と呼ばれる衝突の危険性がある海域を海図上に表示することにより、船員の操船判断を支援する装置の評価試験を公開しましたが、その後も研究開発を進め、OZTを考慮して相手船を回避する避航操船システムを開発しているところです。


 今般、当所が所有する操船リスクシミュレータ(図1)を用い、同システムによる避航操船の様子をオンライン(ウェビナー形式)にて公開します。公開実験当日は、参加された皆さまからのご質問にもお答え致します。


図1 操船リスクシミュレータ


図2 避航操船システムの画面


1. 日時:令和3年3月25日(木)16:00-17:00

2. 場所:開催方法:オンライン(ウェビナー形式) ご質問される方は事前にマイクをご用意ください。

3. お申込み方法:参加ご希望の方は、弊所HPより、事前の登録をお願い致します。
  事前登録サイト:https://www.nmri.go.jp/webinar_openexperiment06.html
  申し込み期限は3月24日(水)とさせていただきます。

4. お問い合わせ先:国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
  海上技術安全研究所 企画部広報係 Tel:0422-41-3005  Fax:0422-41-3258
  E-mail:info2@m.mpat.go.jp
  URL:https://www.nmri.go.jp/

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