プレスリリース

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令和4年3月8日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

バンカリング時における2船体周りの風場観測試験を公開

 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部 昭則)は、令和4年3月25日(金)に、変動風水洞においてPCCとバンカー船を対象としたバンカリング時における2船体周りの風場観測試験(レーザー可視化試験)を公開します。

 国際海事機関(IMO)による環境規制が進められる中、SOX以外にCO2排出量も削減可能なLNG燃料とLNG燃料船の優位性が注目されています。舶用燃料としてLNGに加えてアンモニアや水素などの適用が期待される中で、それらを燃料とする船舶へバンカー船から燃料移送(バンカリング)する方法として、Ship-to-Ship方式が採用される可能性も高く、今後もニーズが増えていくことが予想されます。

 本公開実験では、当所の変動風水洞において、PCCとバンカー船の縮尺模型を対象にバンカリング時における2船体周りの風場をレーザー可視化により観測する実験を公開します。また、事前に実施した風荷重計測試験の結果も併せてご紹介し、バンカリングオペレーション時にバンカー船に作用する風荷重の特性について、理解を深めていただくことを目的としています。

 多数のご参加をお待ちしております。参加を希望される方は、下記リンクからの参加登録をお願いいたします。


  • 日時:令和4年3月25日(金) 13:30~14:30
  • 開催方法:オンライン開催(Zoom Webinar)
  • お申し込み方法:参加ご希望の方は、下記URLより、事前の登録をお願いいたします。
     <事前登録サイト>
  • <問い合わせ先>
    国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
    海上技術安全研究所 企画部広報係
    Tel:Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
    E-mail:info2@m.mpat.go.jp URL:https://www.nmri.go.jp/

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