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国際海運においては2018年にGHG削減戦略が採択され、内航海運においても2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みが強化されるなど、GHG削減に対するニーズは益々高まっています。これらの目標を達成するためには、次世代燃料によるGHGの大幅な削減とともに、省エネ機器によるGHG削減も引き続き重要です。
そこで、海技研とナカシマプロペラは、船舶の推進抵抗の大部分を占める船体と海水間の摩擦抵抗を低減することにより大幅な省エネが期待される、船体空気潤滑システムの開発を開始いたします。
今回開発する「 ZERO ( Zone 0 ESD for hull Resistance Optimized by AdAM ) 」では、周期吹き出し式の空気潤滑システムの実現を目指します。これは空気を間欠的に吹き出す新しいコンセプトのシステムであり、従来システムよりも高い摩擦抵抗低減効果が期待できます。
<問い合わせ先>
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 企画部広報係
Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
E-mail:info2@m.mpat.go.jp
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