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辻本 研究監・流体設計系長は、これまでに実海域実船性能評価法(船舶が波や風のある海域を航行する際の推進性能・燃費性能の評価方法)の研究開発を進め、日本海事クラスター(船社、造船所、舶用メーカー等のべ27機関が参加)によるオープンイノベーション型プロジェクト「実海域実船性能評価プロジェクト(OCTARVIA Project)」を主導しました。この成果として、船舶の設計段階、運航段階で利用される透明かつ公平な実海域実船性能評価の「ものさし」の開発を行いました。
今般の表彰は、OCTARVIAプロジェクトにより日本海事クラスターの実海域性能評価レベルを世界最高水準に引き上げるとともに、開発した「ものさし」が海運からの温室効果ガス(GHG)排出削減に貢献し、開発技術が産業界で利用開始されていることが高く評価されたものです。
なお、当所職員の本表彰受賞は「第10回海洋立国推進功労者表彰」(平成29年:太田 進 海上技術安全研究所特別研究主幹・国際連携センター長(受賞時))に続くものです。
表彰式の様子(前列中央右:坂井学海洋政策担当大臣、前列中央左:中野洋昌国土交通大臣、後列右端:辻本研究監)
表彰状
海洋立国推進功労者賞メダル
<問い合わせ先>
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 企画部広報係
Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
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