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動力システム研究グループ
 動力システム研究グループでは,環境にやさしい舶用エンジンシステムの開発を目指して,舶用ディーゼルエンジンの排ガスに含まれるNOxの排出を削減するための触媒を用いたSCR(Selective Catalytic Reduction,選択式還元触媒)の高機能化、耐久性向上,小型化などの研究開発を進めています。また,地球温暖化防止・省エネルギー化を目指して,動力システムのハイブリッド化,スターリングエンジンを用いた排熱回収技術に関する研究開発を行っています。さらに,燃料噴射系改良(電子制御燃料噴射,ハイブリッド・インジェクション・システム(HIS)等)による燃焼改善技術についての研究開発も行っています。
メンバー
グループ長平田 宏一
西尾 澄人
関口 秀紀
市川 泰久
新田 好古
柳 東勲
栗原 敏郎
研究紹介

NOx3次規制に向けた触媒を用いた排ガス脱硝装置(SCR)の高度化

次世代ハイブリッドシステムの基礎技術の構築と同システムに組み込まれる新たな舶用電力機器の安全性評価手法の確立

着火性の悪い燃料に対応するための燃料噴射システムを開発

船舶ディーゼルエンジンから排出される排ガスの熱を利用した排熱利用スターリングエンジンの研究開発

ガス燃料船を安全かつ環境負荷が少なく,効率的に運航するためのエンジン技術