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247<>2015/10/08<>「ほばりん」、SIPシンポジウム2015でお披露目<>
「ほばりん」、SIPシンポジウム2015でお披露目


 国立研究開発法人 海上技術安全研究所(理事長 茂里一紘)は、SIP「海のジパング計画」(※1)で開発した水中ロボット(AUV)「ほばりん」実機を内閣府が主催するSIPシンポジウム2015(※2)においてお披露目します。

 「ほばりん」は、ホバリング型AUV(Autonomous Underwater Vehicle)と呼ばれるタイプの水中ロボットで、ヘリコプターの様に自動的に水中で止まったりゆっくり移動しながら、2000mもの深海における海底地形や資源の調査などを海底面に接近して行うことを目的として開発したものです。

 昨年度末、機体として完成し、現在、実海域での運用に向け、水槽試験における調整などを行っている段階です。今後の実海域での早期の活躍が期待されています。


※1:SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代海洋資源調査技術」(海のジパング計画)では、海洋鉱物資源を低コスト・高効率で調査する技術に関する研究開発を国主導で行い、民間に技術移転することで日本の海洋資源調査を飛躍的に加速することを目指しています。

※2:SIPシンポジウム2015(主催:内閣府)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sympo1510/sympo2015.html

参考:海技研SIPホームページ:   https://www.nmri.go.jp/news/topics/innovation.html