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平成30年6月26日

松井研究員、日本船舶海洋工学会から若手優秀講演賞を受賞

構造安全評価系基準開発グループの松井貞興研究員が、5月に開催された日本船舶海洋工学会の春季講演会において、若手優秀講演賞を受賞しました。

講演論文:全船構造解析のための粒状貨物による倉内圧の設定法
論文著者:松井貞興
論文内容:
鉱石や穀物などの粒状貨物には船倉と貨物間で摩擦が存在するため、船倉には垂直圧力とせん断力(摩擦力)が作用する。 従来では実験的・数値解析的アプローチが主であったが、本研究では、圧力とせん断力を統一的に表現できる応力テンソルを用いて粒状貨物から受ける荷重状態の簡易表現方法を新たに提案し、 加えて、荷重の合力が貨物重量・慣性力と一致するような応力テンソル式を具体的に示した。


日本船舶海洋工学会春季講演会若手優秀講演賞

写真は、6月20日に執り行われた表彰式にて、
松井研究員(右)と
日本船舶海洋工学会東部支部の鈴木支部長(左)