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令和6年5月22日

 令和6年度研究施設一般公開を開催(実施報告)

海上技術安全研究所、電子航法研究所及び交通安全環境研究所は、4月21日(日)に「研究施設一般公開」を開催しました。当イベントは毎年4月に実施される「科学技術週間」行事の一環として、上記3研究所が合同で一般の方々に向け、施設や研究等を公開しているものです。当日は、隣接する宇宙航空研究開発機構も一般公開し、4研究所でスタンプラリーを実施しました。どの会場も小・中学生をはじめ、家族連れを中心に多くの人々で賑わっていました。

■来場者が続々

今回、特に人気だったのは、実海域再現水槽の「波のダンスショー」。また、施設の紹介だけでなく、研究の紹介を兼ねた工作教室や体験イベント、一般向けに分かりやすく船の世界を紹介する「船の教室」も行いました。家族連れが多かったため、大人と一緒に子供たちも説明員の話を熱心に聞いていたのが印象的でした。

■波のダンスショー

実海域再現水槽とは、実際の海の波の状態を再現できる大きな水槽です。船が海上を進む際、波が船の動きにどのような影響を与えるのかを調べるために模型船を用いて実験を行います。この水槽では波を自由に操ることができます。
今回は「波のダンスショー」として、波でスマイルマークを作ったり、文字を書いたり、高い水柱を起こしてみました。小さな水の波紋が徐々に形を作り出す光景に、会場から大きな拍手と歓声が起こりました。

ビデオ説明の様子

ビデオ説明の様子

■海のロボット操縦体験

屋外の水槽で海のロボットを実際に動かして、子供も大人も操縦体験に夢中になっていました。水中ロボットのペーパークラフトも配布しました。ペーパークラフトのデータは キッズページ で公開中ですので、ぜひダウンロードして作成してみてください。

操縦体験の様子

操縦体験の様子

ペーパークラフトの模型

ペーパークラフトの模型



■音場浮遊体験

音場浮遊体験では、油の粒が目の前で “浮く” 不思議な現象を体験いただきました。皆さん、興味津々で眺めていました。

どうして浮くのかな?

体験の様子


■ミニ操船シミュレータ

操船に関する研究開発や評価にも使用されているミニ操船シミュレータを用いて、操船のデモンストレーションと海の交通ルールの説明を行いました。

デモンストレーションの様子

デモンストレーションの様子

関連リンク

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