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令和6年12月13日

令和6年度今治地域造船技術講演会を開催(結果報告)

令和6年12月7日(土)に令和6年度今治地域造船技術講演会を開催いたしました。
この講演会は、今治地域の造船人材の育成支援を目的として、今治市及び今治地域造船技術センターの御後援の下、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(以下、「海技研」という。)が主催したもので、平成28年から隔年で開催しています。

今年度は、東京都三鷹市にある海技研と愛媛県今治市にある旧今治コンピュータカレッジをオンラインで結び、海技研研究者が5つのテーマについて講演を行うとともに、モニターを通して質疑応用を行いました。また、職場、自宅等で聴講する方にも、講演映像を配信しました。
講演会には、今治地域の造船所及び舶用メーカーの若手社員の方々をはじめ、教育機関の方々や学生にもご参加頂きました。
講演会のプログラムは以下のとおりです。


講演テーマ 講演者
船舶設計
~物理シミュレーションとAIの利活用~
流体設計系
流体制御研究グループ主任研究員
 一ノ瀬 康雄
デジタルシップヤード
~これからの造船作業を考える~
構造・産業システム系
産業システム研究グループ長
 松尾 宏平
人工知能の今とこれから
~海事分野の変革をもたらす存在となりうるか~
構造・産業システム系
上席研究員
 平方 勝
カーボンニュートラルに向けた船舶代替燃料の国際動向
~代替燃料導入のために必要なルールづくりとは~
環境・動力系
環境影響評価研究グループ主任研究員
 新田 好古
海洋無人機の開発と運用
~深海を拓く海中ロボット~
海洋先端技術系
水中ロボティクス研究グループ主任研究員
 稲葉 祥梧

写真1

海技研の会場から自律型水中航行ロボットの
鉄製バラストを説明する研究者

写真2

海技研のモニターに映し出される
旧今治コンピュータカレッジの聴講者

写真3

旧今治コンピュータカレッジの聴講者