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平成30年5月11日

一般公開を実施 来場者は過去最高の8,177人に

海上技術安全研究所、電子航法研究所及び交通安全環境研究所の3研究所は、4月22日(日)、10時から16時まで、研究施設の一般公開を開催しました。当イベントは毎年4月に実施される「科学技術週間」行事の一環として、上記3研究所が合同で一般の方々に向け、施設等を公開しています。また当日は、隣接する宇宙航空研究開発機構も一般公開し、4研究所でスタンプラリーを実施し、小・中学生はじめ、多くの地元住民で賑わいました。

■昨年より参加者7%増

当日の天候は快晴、気温は29度の夏日となり、入場者数は、10時の開場と同時に昨年を上回る勢いで増加し、午後3時には昨年の参加者数を越え、過去最高の8,177人となりました。実海域再現水槽の「波のダンスショー」を始め、世界最大級の一つである400m水槽、また深海水槽に人気が集まりました。地域の小学生も熱心にメモを取る姿が見受けられました。


■子供向けアトラクションも

また、実際にシミュレータールームに入り、船舶の事故を目の当たりにできる、体験型の施設紹介や、船の模型を自分で作れる「クラフト」、また参加者が、紙で作成した船に小型プロペラエンジンをつけて水槽を走らせたり、チタンを用いて、キーホルダーを作成するなど、造船段階で使用される舶用品について学び、素材等を用いた工作体験も、人気を呼びました。


■紙芝居「ほばりん」も大好評

さらに子供向けに「ほばりんの紙芝居」が講堂で2回実施され、のべ200名が参観、大好評でした。参加した家族にとっても、深海における、海中ロボット「ほばりん」の活躍について、感心を躍起する一つの良い契機となったようです。

操船リスクシミュレータ

操船リスクシミュレータ

なっちゃんによる「ほばりん」の紙芝居(講堂にて)

なっちゃんによる「ほばりん」の紙芝居(講堂にて)


400m水槽

400m水槽

氷海船舶試験水槽

氷海船舶試験水槽


深海水槽

深海水槽