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令和2年3月6日

辻本系長が(一社)日本航空宇宙工業会、(一社)海洋産業研究会が開催する海洋・宇宙産業連携推進検討会で出前講座
-船舶分野の地球温暖化ガス排出規制と海洋情報の利用について紹介-

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)の辻本流体設計系長は、2月26日(水)に、都内で開催された、一般社団法人日本航空宇宙工業会と一般社団法人海洋産業研究会が開催する海洋・宇宙産業連携推進検討会で、 「船舶分野の地球温暖化ガス排出規制と海洋情報の利用」と題した出前講座を実施し、本会委員を中心に約30名の方が聴講されました。

現在、国際海運分野での地球温暖化ガス排出削減対策が進められており、その規制内容と研究開発の取り組み状況を説明しました。また、風力エネルギー利用のためにはウェザールーティング(最適航法)の高度化が必要で、そのため気象海象予測情報の精度向上や北極海航路の利用に向けて氷厚データのリモートセンシングの重要性について説明を行いました。


海洋観測で必要となる衛星情報、船舶の効率向上等について、意見交換させていただきました。


出前講座の様子

出前講座の様子