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お知らせ

令和3年9月28日

海洋リスク評価系塩苅主任研究員、工藤主任研究員が
船舶海洋工学分野におけるリスク評価手法について出前講座を実施

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部昭則)の海洋リスク評価系塩苅主任研究員、工藤主任研究員は、国土交通省海事局からの依頼に基づき、9月10日(金)に船舶海洋工学分野におけるリスク評価の方法について出前講座を実施し、18名の方が聴講されました。

 昨今、事故災害の未然防止のためリスクの事前評価が導入されるなど、様々な分野でリスク評価の考え方が広く用いられています。船舶海洋分野においても、リスクと費用対効果を考慮して合理的に基準を策定する手法である総合安全評価(Formal Safety Assessment、略称:FSA)が国際海事機関(IMO)において活用されています。このような動きを踏まえ、国土交通省海事局の方に向けてリスク評価の基礎的事項を平易に解説し、リスク評価の考え方について理解を深めて頂く出前講座を実施しました。

 塩苅主任研究員はリスク評価の概要として、リスクの概念とFSAの概要について国際規則が要求するリスク評価の例とともにリスク評価の全体像を説明しました。続いて工藤主任研究員は、危険源(ハザード)を同定するための代表的な3つの定性的手法を説明し、これらの手法を用いて抽出される数多くハザードから、重要なものを選出(スクリーニング)するための指標及びそれに基づく半定量評価の方法について解説しました。

 なお、この出前講座は、緊急事態宣言期間中であることを踏まえ、インターネットによるテレビ会議システムを使用して、三鷹の研究所内からの配信により行われました。

テレビ会議システムによる講義の配信の模様

テレビ会議システムによる講義の配信の模様
工藤主任研究員