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令和3年12月28日

 バリシップ2021オンラインセミナー参加報告

 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所(うみそら研) 海上技術安全研究所(所長:安部昭則)は、令和3年10月6日(水)バリシップ2021オンラインセミナーに参加いたしました。

 バリシップ2021は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、愛媛県今治市での現地開催は中止となりましたが、各種セミナーについては、オンラインで実施されました。当所からは、「海上技術安全研究所セミナー」の中で、2名の研究者がそれぞれ講演し、110名の方にご聴講いただきました


【講演1】実海域性能保証に向けた海技研の取り組み-実海域性能評価プログラムの開発-

流体設計系 枌原 直人 主任研究員

 海運分野における環境対策の一層の促進のためには、高精度な実海域性能推定技術が必要です。本講演では、船舶の実海域性能の推定のために開発したプログラムの概要、適用例について紹介しました。


【講演2】船を丸ごと診断~NMRI-DLSAシステムによる荷重構造強度評価~

構造安全評価系 村上 睦尚 グループ長

本講演では、当所で開発した造船設計者がシームレスに実施可能な全船荷重構造解析ならびに強度評価システムNMRI-DLSAとして、DLSA-Basic及びDLSA-Professionalの機能及び特長を中心に紹介しました。


講演スライドは   こちら