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令和4年2月3日

 海と産業革新コンベンション(うみコン2022)
3国研シンポジウム参加報告

 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部昭則)は、令和4年1月20日(木)「海と産業革新コンベンション(うみコン2022)」において開催された3国研シンポジウムに参加しました。

 海洋都市横浜うみ協議会は、「~海洋分野におけるグリーン成長戦略への挑戦~」をテーマに、「海と産業革新コンベンション(うみコン2022)」を開催し、初日に行われた「3国研シンポジウム」には、当所の講演者としてGHG削減プロジェクトチームの平田宏一PT長が参加しました。

 講演では「カーボンニュートラルに向けた舶用システムに関する研究開発」と題し、外航ゼロエミッション船、省エネ技術を導入した内航省エネ船や代替燃料を利用するGHG削減内航船などについての当所における研究事例を紹介しながら、カーボンニュートラルやGHG排出削減に向けた課題などを明らかにし、短期のGHG排出削減と中長期のカーボンニュートラル実現の必要性、既存船へのCO2削減技術の適用と普及が重要であるとの考え方を提示しました。
 講演後は、3国研シンポジウムの講演者によるパネル討論が行われ、海洋カーボンフリー実現のための将来技術や研究機関同士の連携について活発な議論が交わされました。

 「海と産業革新コンベンション(うみコン2022)」HPでは、2月20日(日)まで本講演内容を含めた動画をアーカイブ公開しておりますので、ご希望の方は、ご登録の上、ご覧ください。