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海上技術安全研究所は、4月20日(水)から22日(金)に東京ビッグサイトで開催される国際海事展「Sea Japan 2022」に参加し、JAPANブース内において、海事分野における環境保全の取り組みや、海上技術安全研究所のデジタルトランスフォーメーションに関する研究を広く知っていただくためのブース展示を行います。また、4月21日には「海上技術安全研究所セミナー」として「Sea Japan 2022」のメインテーマであるゼロとデジタル化に関する講演を行います。
皆様のご来場、ご参加を心よりお待ちしています。
Sea Japan 2022 公式HP https://www.seajapan.ne.jp/
i-SASの技術紹介として、ひずみセンサ情報出力の様子を体感できるデモンストレーション、実験で実際に使用したバルクキャリアの構造を模したGFRPサンドイッチパネル製弾性模型船等を展示します。
走錨リスク判定システム、HOPE Cloud(船舶性能簡易推定ツール)等の海技研クラウドで使用できるアプリを実際に体験していただきます。
波浪中を航行する船舶の抵抗増加を低減させる省エネ装置である「SETP」の技術紹介と模型を展示します。
「海上技術安全研究所セミナー」で講演する、建造シミュレータ、船舶分野の代替燃料技術、船体構造デジタルツイン、OCTARVIAプロジェクトフェーズ2などに関する取り組みをパネルや動画で紹介します。
10:30~10:50
所長 安部 昭則
高度な船舶を圧倒的な生産効率で建造できる造船所の実現に資する、建造シミュレーション技術の最新の開発状況を報告します。
10:50~11:20
特別研究主幹 平田 宏一
海運分野のカーボンニュートラルを目指した代替燃料技術や、省エネ技術の研究動向を紹介します。
11:20~11:50
DXPT プロジェクトチームリーダー 岡 正義
現実世界の船体構造の状態をデジタルツイン技術を用いてサイバー空間に再現する技術、「統合型デジタルツインシステムi-SAS」 の機能と関連技術について紹介します。
11:50~12:20
流体設計系 系長 辻本 勝
実海域を運航する船の燃料消費量等の性能(実海域性能)を正確に評価する技術を追求する、OCTARVIA プロジェクトフェーズ2の取り組みを紹介します。