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令和4年6月9日

日本航海学会にて海洋リスク評価系河島研究員が「奨励賞」を受賞

 令和4年5月に、海洋リスク評価系河島研究員が「衝突頻度モデルに基づく衝突原因確率の推定」にて、公益社団法人日本航海学会「奨励賞」を受賞しました。なお、表彰式は、新型コロナウイルスの影響でリモートでの開催となりました。

 奨励賞は、当該年度に日本航海学会において発表された優秀論文の著者で、新進研究者に贈られるものです。
 受賞論文では、衝突を回避しづらい海域を特定することは衝突事故防止の一手段であることから、その海域を海上交通の実態に対応して定量的に示すために、船舶が衝突回避に失敗する確率である衝突原因確率を、輻輳海域において見合い関係別に推定する方法及びその結果を述べています。

・受賞者
 河島 園子(海上技術安全研究所 海洋リスク評価系)
  共著者:伊藤 博子(海上技術安全研究所 海洋リスク評価系)
      川村 恭己(横浜国立大学大学院 工学研究院)