プレスリリース

PRESS RELEASES

令和元年9月20日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

海底鉱物資源開発に係る解析手法検証のための模型実験を公開

 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)は、10月28日(月)に深海水槽において、海底鉱物資源開発システムの一体挙動解析手法を検証するための模型実験を公開いたします。

 海底鉱物資源開発では、海底に賦存する鉱物資源を掘削、収集し、海上の生産設備まで揚鉱することが必要となります。鉱石を海上まで輸送する方法の一つとして、水中ポンプを用いて鉱石と海水の固液二相流の形態で揚鉱する方法が検討されております。当研究所では、海底鉱物資源開発システムを対象として、海底の採掘ユニットから揚鉱管下端部の水中ポンプまでを接続するフレキシブルな移送管と、海上の生産設備までを接続する鋼製の揚鉱管の挙動を同時に解析できる一体挙動解析手法の開発を行っております。特にフレキシブルな移送管は、内部流の存在によって形状が大きく変化し、海底面との接触や採掘ユニットの移動を拘束する可能性があることから、内部流を考慮した形状推定が必要になります。

 

テキスト本模型実験は、

海底鉱物資源開発システムのうち、移送管部分における挙動解析手法を開発するために必要となる検証用データを取得することを目的として、固液二相流が流れたときの移送管形状の変化や内圧の変化を計測します。

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400m水槽での長尺模型実験
400m水槽での長尺模型実験
船底を流れる気泡流の様子
船底を流れる気泡流の様子(間欠空気吹出効果の長手方向持続性調査)


                 記
  • 日程:令和元年10月28日(月)13:30~15:00(受付は13:00 から)
  • 場所:(国研)海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所
        東京都三鷹市新川6-38-1 本館会議室
  • お申込み方法:参加ご希望の方は、E-mailにて、お名前、住所、電話番号を広報担当宛(E-mail:kouhou@m.mpat.go.jp)まで送信願います。
    申し込み期限は10月18日(金)とさせていただきます。
    ※定員(20名程度)になり次第、申込みを締め切らせていただきます。
    ※本イベントは終了いたしました
  • お問い合わせ先:国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
    海上技術安全研究所 企画部広報係 Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
    E-mail:info2@m.mpat.go.jp
    URL:http://www.nmri.go.jp/
  • 弊所への公共交通機関のご案内:
    (1)往路
    ①鷹58<海上技研前経由>調布飛行場ゆき《小田急バス》三鷹駅バス停8番 ※
    三鷹駅発11:38→海上技研前着11:46(正門のすぐ前)
    なお、当研究所の食堂は一般の方も利用可能です。
    ②①以外にも、三鷹駅、吉祥寺駅から小田急バス/京王バスが利用可能です。
    三鷹農協前バス停が最寄です。(正門まで徒歩約6~7分)
    (2)復路
    ①①鷹58<海上技研前経由>調布飛行場ゆき《小田急バス》三鷹駅バス停8番 ※
    海上技研前発15:13→三鷹駅着15:31
    ②①以外にも、三鷹駅、吉祥寺駅まで小田急バス/京王バスが利用可能です。
    三鷹農協前バス停が最寄です。(正門まで徒歩約6~7分)
    ※1日2便(上下とも)の運行ですが、研究所に一番近いバス停ですのでご利用ください。
三鷹駅乗り場地図
三鷹駅乗り場地図
海技研周辺地図(海上技研前バス停)
海技研周辺地図(海上技研前バス停)