プレスリリース

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令和5年6月9日
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所

泡の力で船の抵抗を減らす!!
「長尺平板模型船を用いた空気潤滑実験」
公開実験

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 峰本健正)は6月22日、気泡により船底を包むことで船舶の抵抗を減らす省エネ装置「空気潤滑システム」の水槽実験を公開いたします。

海上技術安全研究所では、実船と同様のスケールと速度で試験を行うことにより、実船の船底で起きている現象を実船スケールで模擬できる長尺平板模型船により、空気潤滑システムの水槽実験を実施し、その実用化に貢献して来ました。
今回公開する実験は、20m長尺平板模型を用いて、船底がフジツボなどの海洋生物により汚損した場合の空気潤滑による抵抗低減効果を調査するために実施しています。

実験では、フジツボを模した円錐台状突起を、長尺平板模型の船底に一定間隔で配置して、船首より吹き出した気泡により生じる船底での抵抗低減現象を評価しています。

              記
  1. 日時:令和5年6月22日(木)14時~15時(13時30分より受付)
  2. 場所:国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
       海上技術安全研究所 三鷹第二船舶試験水槽(400m水槽)
       東京都三鷹市新川6-38-1
  3. 参加費:無料
  4. お申込み期間:令和5年6月12日(月)10時 ~ 令和5年6月16日(金)17時
    定員に達した場合は締め切らせていただきます。
  5. お申し込み先:
     参加ご希望の方は、お申し込みをお願いいたします。
     ご記入いただいた個人情報は、本講演会のご連絡、ご案内の目的にのみ利用します。

    ※本イベントは終了いたしました。



長尺平板模型試験の様子


空気潤滑試験の様子(長尺平板模型船を上方を見る)

<問い合わせ先>
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 企画部広報係
Tel:0422-41-3005 Fax:0422-41-3258
E-mail:info2@m.mpat.go.jp
URL:https://www.nmri.go.jp/


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