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三鷹六中の生徒が職場体験学習

 東三鷹学園 三鷹市立第六中学校の2年生4名が令和元年6月26日~28日の3日間、当研究所で職場体験学習を行いました。

 1日目は構造基盤技術系研究者による「船の教室」で、「私たちの生活を支える海と船」について講義を受けた後、「より豊かな生活や社会にするため、海や船は何ができるか」を生徒の皆さんが考え、研究発表をしてもらいました。


 2日目午前は流体設計系研究者指導のもと、400m水槽で計測試験の体験を行いました。試験に使用する模型船の設置から開始し、実際に生徒の皆さんが曳航台車を走らせてコンピュータでデータを取る体験をしました。
 午後は環境動力系研究者の指導で、「小型モーターで動く船」の制作を行いました。まずは小型モーターを動かすためのマイコン回路を製作しました。


 3日目午前は、前日に制作したマイコン回路を搭載した模型船を完成させ、プールで走行試験の後、最後にレースを行いました。
 午後は企画部と共に海外からの見学のお客様をご案内しました。最初に英語で自己紹介を行った後、実験施設をご案内しました。


 生徒の皆さんは3日間熱心に体験学習を行い、研究者へ積極的に質問していました。懸命に学ぶ姿勢に、職員も感銘を受けました。
 当研究所での体験が中学生時代の有意義な思い出となれば幸いです。


穴井研究員による「私たちの生活を支える海と船」の講義

穴井研究員による「私たちの生活を支える海と船」の講義

400m水槽での実験体験

400m水槽での実験体験


自作の模型船でレースを行いました

自作の模型船でレースを行いました

海外からの見学者をご案内しました

海外からの見学者をご案内しました