実海域省エネ船首 COVE
 Energy-saving bow shapes for actual seas; COVE(Concave shape Optimized in waVEs)

    実海域省エネ船首COVEは、静的水上昇から上方のフレームラインを内方傾斜した省エネ船首形状で、実海域(波高3m)で約10%の省エネ効果を発揮します。

実海域を航行するCOVE搭載船

オリジナル船首
実海域省エネ船首COVE
(オリジナル船首と比べCOVEは前方に返す波が低減します)

設計 平水中性能を変えずに実海域中で効果を示します。

COVEの概要
(静的水位上昇より上方のフレームラインを内方傾斜させることにより、平水中性能を変えません)

検証 VLCCを対象とした水槽試験で、短波長向波中抵抗増加量(波高2m)の約40%低減を確認しています。

水槽試験による検証結果

省エネ効果 VLCCを対象に水槽試験結果を取り入れた実海域性能計算を行い、BF6(有義波高3m, 風速12.6m/s)の向波向風中、15knotで約10%の出力低減効果を発揮することを確認しました。

パワーカーブの比較
発表文献
  1. 櫻田顕子, 辻本勝, 黒田麻利子, 池本義範:COVE船首による波浪中抵抗増加の低減, 日本船舶海洋工学会講演会論文集, 第22号, pp.147-150, 2016.
  2. Akiko Sakurada, Masaru Tsujimoto, Mariko Kuroda: Development of COVE Bow -Energy Saving Bow Shape in Actual Seas, Proceedings of PRADS2016.