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令和7年12月24日

知識・データシステム系 和田 祐次郎主任研究員他、第11回汎アジア海洋技術学会連合 (PAAMES) フォーラム / 先進海洋工学会議 (AMEC)においてBest Paper Awardを受賞

知識・データシステム系の和田祐次郎主任研究員他が、12月10日-12月12日に開催された11th Pan Asian Association of Maritime Engineering Societies (PAAMES) Forum/Advanced Maritime Engineering Conference (AMEC) 2025においてBest Paper Awardを受賞しました。
受賞論文 : A System Dynamics Model for Container Ship Demand Forecasting
受賞者 : 和田祐次郎(海上技術安全研究所 知識・データシステム系 主任研究員)、 平野想真(広島大学 大学院先進理工系科学研究科(研究当時))、濱田邦裕(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授)
論文内容 :

造船業の持続可能な発展には、船舶需要を正確に予測し、戦略的に計画を立てることが不可欠です。造船および海上輸送の各分野は、変動する世界的な経済動向、規制の変更、市場要因の影響を受けて複雑化しており、将来需要の予測において従来のモデルでは対応が難しくなっています。

本研究では、コンテナ船の市場構造の因果関係を踏まえた、コンテナ船需要の予測モデルの開発を目的としています。具体的には、動的条件下での船隊(フリート)の変化を再現するために、①海上コンテナ貨物の輸送量、②発注行動、③造船、④解撤(スクラップ)の4つのサブモデルを統合しています。加えて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック期におけるコンテナ海上物流の変動も考慮しています。このモデルは、さまざまな規制・市場条件の下でシナリオ分析を可能にし、将来需要の推移に関する実務的な示唆を提供できます。構築したモデルを用いて各種のシミュレーションを実施し、経済成長によるコンテナ貨物増加の影響、国際海運の環境規制がコンテナ船需要に与える影響について分析しています。

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表彰状