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令和3年8月5日

 第21回海技研研究発表会を
オンライン形式で開催4つの重点分野の成果を柱に14講演

 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所(うみそら研) 海上技術安全研究所(所長:安部昭則)は、令和3年7月29日(木)、30日(金)の両日「第21回海上技術安全研究所研究発表会」を昨年に引き続きオンライン形式で開催しました。今回は、3研究所が統合してうみそら研として発足した後の最初の中期計画(7年間)の6年目に当たることから、海技研が取り組む4つの重点分野ごとにセッションを設け、社会実装を目指す14のテーマについて成果の発表を行いました。

 新型コロナウイルス感染防止の観点から事前登録制のオンライン形式での実施を余儀なくされましたが、造船・海運・舶用工業などの業界及び行政機関・大学・金融機関などから、2日間で延べ652名の方々にご参加頂きました。

 研究発表会の冒頭、海上技術安全研究所安部昭則所長よりご挨拶として、発表会のメインテーマである研究成果の社会実装について、目指す社会実装例として「実海域実船性能評価プロジェクト、通称 OCTARVIA」、「走錨リスク判定システム」、「海技研クラウド公開」について紹介いたしました。

 続く各セッションでは、研究所で取り組む4つの重点分野を2日間に分け、1日目は「海洋の開発」、「海上輸送の安全の確保」、2日目は「海上輸送を支える基盤的技術開発」、「海洋環境の保全」とし、海事関係者へ皆様の関心が高いテーマ計14本の研究講演を行い活発なご討論を賜りました。
 また、両日とも午後のセッション開始前に、6月28日から供用を開始している海技研クラウドの紹介とデモンストレーションを行い、公開しているプログラムを2日間限定で無料公開し、参加者の皆様に実際に体験していただく機会としました。

 なお、今回の研究発表会はオンライン形式での開催のため、ポスターセッションは開催いたしませんでしたが、弊所HP上においてポスターセッションの原稿を公開しております。


【リンク】

研究論文   こちら

講演スライド・ポスターセッション原稿   こちら

発表会の様子は   こちら