地域交流

LOCAL EXCHANGE

三鷹六中、海技研で職場体験

 平成16年7月の   清原三鷹市長の海技研訪問 に端を発した三鷹市と海技研の地域連携の一環として、平成17年9月21日、三鷹第六中学校2年生の生徒さんが職場体験学習のため海技研を訪問しました。

 この日、午前中、船や海に関する基礎知識を学習した後、   400m水槽 を見学したほか、航行シミュレータでは船舶の操縦体験に挑戦しました。午後からは、   NHK教育TV「科学大好き土よう塾」 に出演した 流体制御研究グループ 堀主任研究員 の指導により、持ち込んだペットボトルなどの材料を小型の試験水槽(パーソナルタンク)で水中抵抗を計り、比較しました。


 午前、午後とも大変関心を持って取り組んでいる様子で、探究心や科学する心を学んで頂けたのではないかと思います。


 最後に海技研での職場体験の感想をいただきました。

  • 今日一日、こちらの研究所で体験させていただいて、400m水槽を始め航行シミュレータなど
    様々な設備を見学することができ、今まで一般公開で見ることのできなかったレーザーを
    使った実験などとてもおもしろいものを見ることができました。
    また水の抵抗の求め方や船のトン数などの説明も分かりやすく、しっかりと理解することがで
    きました。 一日だけでしたがどうもありがとうございました。


職場体験の第一歩は、船や海に関する基礎知識を学ぶことから始まります。

施設見学では、航行シミュレータで操船体験をしました。うまく他の船をよけて進めたのでしょうか。

パーソナルタンク(小型回流水槽)で、持ってきてもらったペットボトルなどの水中抵抗を計測しました。流れに渦ができる様子も、レーザー光を使って観察できました。

水中抵抗を計る実験について説明を受けます。説明を聞く生徒さんも熱心に取り組んでいる様子がうかがえます。

今回持ってきてもらったペットボトルやロボットです。これらの水中抵抗を計りました。

パーソナルタンクで計測した後は、結果をパソコンに入力します。さて、どんな結果がでてきたでしょうか。