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令和5年10月10日

 白石主任研究員がターボ機械協会から創立50周年記念「チャレンジ大賞」を受賞

当所の白石耕一郎主任研究員が、2023年9月22日に開催されたターボ機械協会創立50周年記念式典(早稲田大学国際会議場)において、創立50周年記念「チャレンジ大賞」を受賞しました。

・受賞者:
白石 耕一郎 (海上技術安全研究所 流体設計系)

・チャレンジ大賞とは:
ターボ協会創立50周年にあたり、ターボ機械に関する先端的な研究や技術開発にチャレンジし、将来が期待される若手研究者に贈られる賞です。

・受賞内容:
受賞者は、多視点型ラインセンシング法を用いたキャビティ形状計測や画像処理とWavelet変換※1を組み合わせたプロペラキャビテーションの可視化といった研究開発を行っており、その先端的な取り組みが高く評価されました。また、ターボ機械協会における講演会や各種分科会においても精力的に活動しており、その貢献が評価されました。


写真1
9月22日に執り行われた表彰式にて、白石主任研究員

多視点型ラインセンシング法を用いたプロペラキャビテーションのキャビティ形状計測結果

画像4
キャビテーション画像に画像処理とWavelet変換を適用することで変動圧成分を抽出し、抽出した成分と変動圧力の計測結果を比較した結果


(用語説明)
※1 Wavelet変換は、信号や画像データを解析するための数学的手法の1つで、時間と周波数の情報を同時に抽出できる手法である。