【海技研メールニュースNo.181(2月19日)】
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□■ 海技研メールニュースNo.181 [2021/2/19]
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国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所
National Maritime Research Institute (NMRI)
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【お知らせ】
★☆★浮体式洋上風力発電小型模型の設計製作セミナー及び水槽実験を公開★☆★
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部昭則)は、令和3年3月1日(月)、動揺水槽において実施した浮体式洋上風力発電小型模型の設計製作セミナー及び水槽実験を公開いたします。浮体式洋上風力発電は、その普及が強く期待されている再生可能エネルギーです。
当所では、日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアムが大学院生、大学生を対象として主催した浮体式洋上風力発電小型模型の設計製作セミナー(高得点を狙え! 洋上風車設計・製作体験セミナー~最先端の海洋技術を学ぼう~)を令和2年10月17日・18日に実施しました。
このセミナーでは、浮体式洋上風力発電の基本、模型設計のポイントについて講義を行い、参加した学生が模型を設計しました。模型の製作については、グループごとにそれぞれの設計結果を持ち寄り、実際に製作する模型を決定し、あらかじめ準備されていた材料を使用して短時間で製作しました。
水槽試験は風と波を起こした中で、安定して発電できることや模型設計のアイディアについて外部の有識者にも採点していただき、優秀なグループと個人を表彰しました。
3月1日の公開に当たっては、セミナーと水槽実験の様子を動画を交えながら、専門家の視点から解説させて頂き、参加された皆さまからのご質問にもお答え致します。
参加ご希望の方は、弊所HPより、事前の登録をお願い致します。
事前登録サイトについてはこちら
https://www.nmri.go.jp/webinar_openexperiment04.html
申し込み期限は2月26日(金)とさせていただきます。
日程及び講演内容は、以下をご参照ください。
https://www.nmri.go.jp/news/press/press20210219.html
★☆★耐衝突・座礁性に優れた高延性厚鋼板の開発・実用化で第3回日本オープンイノベーション大賞「国土交通大臣賞」を受賞★☆★
山田安平海難事故解析センター長は、「海洋油濁防止のための耐衝突・座礁性に優れた高延性厚鋼板開発・実用化」で、第3回オープンイノベーション大賞 国土交通大臣賞を共同で受賞しました。今回の受賞は、海上・港湾・航空技術研究所、日本製鉄株式会社、今治造船株式会社、日本海事協会の4社が共同で実施したプロジェクト及びその成果が表彰されたものです。
日本オープンイノベーション大賞については、下記をご覧ください。
なお、表彰式は、2月25日に都内で開催され、オンライン配信される予定となっています。
日本オープンイノベーション大賞へのリンク:
https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/
詳細はこちら:
https://www.nmri.go.jp/news/press/press20210218.html
★☆★海上技術安全研究所 海洋リスク評価系、知識・データシステム系講演会開催のお知らせ 「AIを含む自動化システムのリスク分析と説明可能なAI」★☆★
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 安部 昭則)は、令和3年2月26日、説明可能なAI、AIによる操船システム、AIを含むシステムのリスク分析に関する講演会を実施します。
人工知能(AI)研究は第三次ブームにあり、自動車の自動運転と同様に、船舶についても自動運航船の実現を目指した様々なプロジェクトが進行しています。しかしながら、自動運航に応用されるAIは、ディープ・ラーニング(DL)のようなブラックボックス化された機能がシステムの一部を構成する可能性が高いと考えられます。
このような動きを踏まえ、海上技術安全研究所、海洋リスク評価系、および、知識・データシステム系では、操船システム等、自動化システムの基礎となる最先端の人工知能(AI)研究のほか、説明可能なAIやAIが含まれるシステムのリスク分析について、下記のとおり講演会を開催することと致しました。
これより、AIを含む自動化システムの安全性向上の目的に対し、相補的になり得る技術を紹介し、議論しますので、是非ご参加ください。
日時:令和3年2月26日(金) 14:00~16:00 (開場13:30)
場所:オンライン会議(zoom、webinar)
参加費:無料
お申し込み方法等詳細はこちら:
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news20210209a.html
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NMRIニュース
◆NEWS
●海技研の自律型無人潜水機(AUV)の研究開発がNatureに掲載
●海技研職員がIMO貨物運送小委員会編集・技術グループの議長を務める
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●海技研の自律型無人潜水機(AUV)の研究開発がNatureに掲載
当所で実施している「深海自律型無人潜水機(AUV)複数運用技術に関する研究開発」がNatureで紹介されました。この研究開発は、深海資源の調査能力を飛躍的に高め水深6,000m以浅の海域の調査を可能とする世界最先端調査システムの開発等を行っている戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「革新的深海資源調査技術」の一部を構成するものです。
記事は、「Focal Point on Deep-sea Resources(深海資源における焦点)」と題して、日本周辺の深海資源の状況を研究開発の背景としての解説と、SIP「革新的深海資源調査技術」の4つのテーマに沿って実施されている研究状況の紹介で構成されています。
当所の研究開発は、「Orchestrating a deep-ocean fleet of explorers(深海船隊の調査における協調)」の中で紹介されています。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news20210209b.html
●海技研職員がIMO貨物運送小委員会編集・技術グループの議長を務める
太田進国際連携センター長は、令和3年1月18日~22日にオンラインで開催されたIMO第33回貨物運送(CCC)小委員会[1]編集・技術(E&T)グループにおいて議長を務めました。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news20210204.html
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【発行】国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 企画部広報係
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