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MAIL NEWS



   海技研メールニュース No.135[2015/3/13]

 独立行政法人 海上技術安全研究所
 National Maritime Research Institute(NMRI)
 毎月2回発行です

 ◆お知らせ◆
  ・第9回船舶用CFDセミナーを開催
  ・「船舶の機関点検支援システム」、3月25日に公開実験
   これらのご案内は下記サイトをご覧ください。
    https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/209.html


 [目次]
 ★☆★海技研の研究紹介★☆★
  ・造船工程におけるAR技術の応用・実用化に関する研究
     【構造基盤技術系 基盤技術研究グループ】
  ・ロジスティックハブシステムの構築のための技術検討
     【海洋開発系 海洋システム研究グループ】
  ・海底鉱物資源開発等に係る基盤技術の構築に係る研究
     【海洋開発系 深海技術研究グループ】

NMRIニュース
 ◆NEWS
  ●船舶機関のSOx規制関連の国際ワークショップ、100名が参加
  ●テレビ朝日の番組に田村センター長が出演
  ●アテネ工科大学のパパニコラウ教授が表敬訪問
  ●先進内燃機関セミナー研究会、海技研で開催
  ●千曲市戸倉芸術文化協会で千田理事が出前講座




 ★☆★研究紹介★☆★
   ・造船工程におけるAR技術の応用・実用化に関する研究 
       【構造基盤技術系 基盤技術研究グループ】

  ARとは「Augmented Reality」の略で、一般に「拡張現実」と訳されています。 具体的には、カメラを通して見る現実の風景や物に、  コンピュータを使って情報を重ね合わせて表示する技術です。 既に、観光地における名所旧跡の案内や、お店で在庫のない色の商品を身につけた 自分を鏡に映し出すバーチャル試着システムなど身近なところで利用されていますが、 最近では、プラント工事や自動車のデザイン開発、ビルの メンテナンスなどの現場支援ツールとして、 専門性の高い作業におけるサポートツールとしての活用に注目が高まっています。
(詳しくは下記サイトをご覧ください)
https://www.nmri.go.jp/archives/structure/Groups/base-tech/detail/AR-tech.html


 ★☆★研究紹介★☆★
   ・ロジスティックハブシステムの構築のための技術検討 
       【海洋開発系 海洋システム研究グループ】

 海洋システム研究グループでは「ロジスティックハブシステムの構築のための技術検討」の一環として、人員輸送に携わる高速船のロ ジスティックハブへの引き込み試験及びシミュレーションを実施しました。
(詳しくは下記サイトをご覧ください)
https://www.nmri.go.jp/archives/institutes/marine_development/marine_system_research/logistics_hub/index.html

 
 ★☆★研究紹介★☆★
   ・海底鉱物資源開発等に係る基盤技術の構築に係る研究 
       【海洋開発系 深海技術研究グループ】

 日本のEEZの水深700m~1,600mの沖縄トラフ及び伊豆・小笠原諸島に広く分布している海底熱水鉱床の開発は世界的に事業化例がないため、 海底熱水鉱床開発の一連のプロセス(採掘、揚鉱、選鉱等)を支える技術に関する研究を行っています。
(詳しくは下記サイトをご覧ください)
https://www.nmri.go.jp/archives/institutes/marine_development/deepwater_tech_research/develop_sms/index.html

  ◆◇◆NEWS◆◇◆

船舶機関のSOx規制関連の国際ワークショップ、100名が参加

 当研究所は3月6日、三鷹本所で「燃料油中硫黄分規制を受けた機関技術に関する国際ワークショップ」を開催しました。約100人が参加して、関心の高さを伺わせました。
 国際ワークショップは、国際的に燃料油中硫黄分規制が強化されることになることを踏まえ、それに対応した機関技術についての情報を広く知ってもらうことを 目的に開催しました。関係官庁、船級協会、エンジン・メーカー、舶用工業メーカー、海運会社などから約100名が参加しました。講演後の質疑応答では、低硫黄燃料油、 スクラバー、燃料のプレ噴射技術、LNG利用技術の今後の見通しなどについて、活発な質疑が行われました。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/203.html


  テレビ朝日の番組に田村センター長が出演

 テレビ朝日のバラエティ番組「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」に、当研究所 海難事故解析センターの田村兼吉センター長が出演します。
 同番組は、実際に海外で起きたニュースを実写映像と再現ドラマで紹介。今回は、2000年にギリシャで511名乗りフェリーがわずか50分で沈没した 海難事故を取り上げ、田村センター長が解説します。同番組は今回3時間スペシャルで、そのほか1988年に航空機の天井が吹き飛んだ事故など紹介します。
  【放送日時】3月16日(月)19時から3時間スペシャル
 【出演者】  MC:石原良純、進行:加藤真輝子(テレビ朝日アナウンサー)
         ゲスト:伊集院光、菊地幸夫、志尊淳、宮崎美子、吉本実憂
 【番組HP】  http://www.tv-asahi.co.jp/torihada/
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/204.html


  アテネ工科大学のパパニコラウ教授が表敬訪問

 ギリシャのアテネ工科大学のパパニコラウ教授が3月3日、当研究所を訪問しました。茂里理事長を表敬訪問した後、中水槽や構造関係の実験施設を見学しました。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/205.html


  先進内燃機関セミナー研究会、海技研で開催

 日本機械学会の先進内燃機関セミナー研究会が3月9日、当研究所で行われました。研究会の後、深海水槽とディーゼルエンジンを見学しました。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/206.html


  千曲市戸倉芸術文化協会で千田理事が出前講座

 長野県の千曲市戸倉芸術文化協会が主催する文化講演会が、3月7日に戸倉創造館(千曲市)で開催され、当研究所の千田哲也理事が出前講座を行いました。
 千田理事は「船の安全と海の環境を守る―船舶技術の最前線―」と題して講演し、海難事故を防止するために行われる水槽試験やシミュレータによる事故の再現、 船舶を取り巻く環境問題とその解決のための技術開発等について動画を使って紹介し、商船の歴史と船舶の最新技術を紹介しました。講演には千曲市民の方々約80名が参加しました。 90分間の講演の後には多くの質問も出て、船舶と海運への理解を深めていただきました。
 https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/207.html


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【発行】独立行政法人 海上技術安全研究所 企画部広報係
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