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令和6年8月6日

令和6年度 第24回海上技術安全研究所 研究発表会
「海技研のプロジェクトの進捗と今後の展開」を開催(公開実験を実施)
(開催報告)

国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 峰本 健正)は、「海技研のプロジェクトの進捗と今後の展開」をテーマに第24回海上技術安全研究所研究発表会をハイブリッド方式(対面・オンラインの併用)で開催いたしました。また、研究発表会終了後、公開実験(3施設、対面のみ)を実施いたしました。

今回の研究発表会には対面・オンラインで449名の方が参加され、各プロジェクトチーム(PT)の研究成果と今後の展望について5件、海技研のトピックとして2件の報告を行いました。午前は船舶分野の講演、午後は海洋とデジタル分野の講演が行われ、合計29件のポスターセッション(PS)も実施されました。

講演・PS資料は   こちら から

プログラムは   こちら から


写真1

講演会場

写真2

PS会場


今回の公開実験では、総合シミュレーションシステム、大型燃焼試験装置、実海域再現水槽の3施設を公開いたしました。


1.総合シミュレーションシステム:「自動避航操船システムの動作試験」
総合シミュレーションシステムの紹介、および、自動避航操船システムを総合シミュレーションシステムに接続した航海シミュレーションの紹介を行った。
写真3

総合シミュレーションシステム


2.大型燃焼試験装置:「燃料・燃焼技術からGHG削減をめざす」
次世代燃料の燃焼技術に関連する研究テーマについて、急速圧縮装置、大型燃焼試験装置における、燃焼可視化動画による説明と、装置の見学を行った。
写真3

大型燃焼試験装置


3.実海域再現水槽:「斜航状態の船に働く定常波力計測試験」
開発中の「斜航状態の船体に働く規則波中定常波力計算法」の検証用データ取得のための波浪中拘束模型試験に関して、スライドによる試験内容等の説明と実海域再現水槽における実際の計測の様子の紹介を行った。
写真3

実海域再現水槽