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【海技研メールニュースNo.171(12月2日)】

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□■   海技研メールニュースNo.171 [2019/12/2]
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     国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
     海上技術安全研究所
     National Maritime Research Institute (NMRI) 
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【お知らせ】
★☆★「海洋開発研修」の申し込み締め切りを延長★☆★
当所にて12/11~12/13に開講する「海洋開発研修」の申込み締切を12/6まで延長しました。 まだ若干の残席がありますので、奮って御参加ください。
本研修は、弊所が積極的に海洋開発の人材育成に貢献するため、研究者の知見、研究成果および研究施設を活用し、海洋開発に関連する全般の知識を習得できるようカリキュラムを設定しているものです。
特に基礎的知識全般を効率よく身に着けたい若い方々を含め、多くの方に受講して頂きたい研修です。
関連する皆様へも、是非ご紹介ください。
【昨年度受講者の声】
資料も講義も非常に分かりやすく、実務以外の海洋開発に関する技術的な全体像を知ることができ、今後の業務に役立てればと思います。(エンジニアリング・30歳代)現在検討中の事案に向けて参考になる講義がいくつもあった。是非、部署に戻って情報共有に活かしたい。(造船・40歳代)
基本的なテーマから実践的なテーマまで網羅されており、各テーマも現在および将来の業務との関連が深いものばかりであった。(海運・50歳代)
海洋関連部署に異動となり2ヵ月目でしたので、全般的に学べたのが良かったです。(総合商社・40歳代)
講義やシミュレーターの体験などバランスよく組み込まれており、大変満足できる内容でした。(保険・30歳代)
文系の業界素人の私にとって、平易な言葉で丁寧に体系立ってご説明頂き、大変勉強になりました。学術文献には触れることは普通ありませんので、ビジネス機会を模索するきっかけを頂いたと感じております。(シンクタンク・30歳代)
これから業務で深掘していく導入としては非常に良いものと思う。あとは、生かすか駄目にするかは本人次第かと。(造船・40歳代)
https://www.nmri.go.jp/news/press/press191018.html


★☆★深層学習による他船船影検出・位置推定システムの公開実験を実施★☆★
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)は、11月6日(水)海上技術安全研究所講演会開催時に合わせ、「運航における他船監視業務を支援する、カメラ画像を用いた深層学習による他船船影検出・位置推定システム」の公開実験を実施しました。この研究開発を手掛ける、知識・データシステム系の間島隆博系長と小林充主任研究員が説明にあたり、産官学に渡る延べ105人が参加、会場を広げての盛況ぶりでした。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191129c.html


★☆★深海水槽で海底鉱物資源開発システムの模型実験を公開海底鉱物資源開発にかかる解析手法を検証★☆★
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)は10月28日(月)、当研究所の深海水槽において、海底鉱物資源開発に運用するシステムの解析手法を検証するための模型実験を公開しました。今回の実験は、海底鉱物を採取する採鉱システムの一体挙動解析プログラムに必要な移送管部分における挙動解析手法を検証するためのデータ取得が目的で、水に模擬鉱石を混ぜた固液二相流を移送管模型に流し、管の形状の変化や内圧などの計測を行いました。この解析手法は、海底鉱物資源を代表する海底熱水鉱床開発の商業化に向けた採鉱システムの基本設計に利活用できると期待されています。解説には、海洋開発系の正信聡太郎系長と藤原主任研究員があたり、実験に立ち会った業界関係者ら約20人は、皆熱心に耳を傾けていました。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191129b.html


★☆★船舶の省エネ技術高度化目指し、空気潤滑法の抵抗低減実験を公開400m水槽で、36m長尺模型船による高速曳航試験★☆★
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)は10月24日(木)、弊所・400m水槽において、船舶の省エネ技術である「空気潤滑法」の高度化を検証する抵抗低減実験を公開し、産官学関係者を中心に、約25名が参加いたしました。公開実験では、参加者の皆様に模型船を曳航する台車に同乗していただき、実験の一部始終をご覧いただくとともに、高速曳航の臨場感を体験していただきました。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191129a.html


★☆★深水槽試験の品質向上に向けISO9001の適用範囲を拡大-推進性能試験への拡大-★☆★
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎、東京都三鷹市)は、ISO9001の認証(注)の適用範囲を推進性能試験に拡大し、400m水槽に加え中水槽、キャビテーション水槽で行う水槽試験にも対応することと致しました。今後とも水槽試験の精度向上に取り組んで参ります。
https://www.nmri.go.jp/news/press/press191024.html


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NMRIニュース
◆NEWS
 ●海技研DLSAセミナー2019開催報告
 ●実海域実船性能評価プロジェクト 第5回運営会議を開催
 ●国際船体海洋構造物会議(ISSC)小委員会(V.2 Experimental Methods)参加委員が海技研施設を見学 海技研、東京大学、ISSC、の3機関合同の国際シンポジウムを開催
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●海技研DLSAセミナー2019開催報告
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(所長 宇都正太郎)は、令和元年11月8日(金)に、海上技術安全研究所 講堂にて「海技研DLSAセミナー2019」を開催しました。
当所が2016年より開発を進めておりますDLSAシステムの中で、DLSA-Basicの2018年度完成紹介に加え、DLSA-Professional、DLSA-Ultimateの開発状況及び完成ビジョンの紹介をしました。 
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191115.html

●実海域実船性能評価プロジェクト 第5回運営会議を開催
海事クラスター共同研究「実海域実船性能評価プロジェクト」の第5回運営会議を国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所において、令和元年10月16日に開催いたしました。本プロジェクトは船舶の実海域性能評価のための「ものさし」づくりを目的としており、海運・造船・舶用工業関係の企業、関係諸機関など計25者の参加のもと、平成29年10月より開始しております。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191108.html

●国際船体海洋構造物会議(ISSC)小委員会(V.2 Experimental Methods)参加委員が海技研施設を見学
海技研、東京大学、ISSC、の3機関合同の国際シンポジウムを開催
国際船体海洋構造物会議(ISSC:International Ships and Offshore Structure Congress)小委員会の委員長(Prof.Ehler、ハンブルク工科大学)を含む委員4名が、10月10日当研究所を訪問し、実海域再現水槽等の施設見学を行いました。
https://www.nmri.go.jp/news/another_news/news191028.html

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【発行】国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 企画部広報係
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