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【海技研メールニュースNo.147(2月15日)】

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□■   海技研メールニュースNo.147 [2016/2/15]
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     国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
     海上技術安全研究所
     National Maritime Research Institute (NMRI) 
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★☆★海技研の研究紹介★☆★
 洋上再生エネルギー開発系の「海洋利用評価研究グループ」の研究紹介に、「洋上風力発電施設からの水中放射音に関する研究」を加えました。
 「運転中の洋上風力発電施設からの水中放射音の調査」「建設中の洋上風力発電施設からの水中放射音の調査」「水中音の生物影響に関する研究」を載せています。

★☆★海技研の研究紹介★☆★
 構造安全評価系の「基準開発グループ」の研究紹介を更新しました。
 従来の項目を最新のものにするとともに、「造船会社との連携」「日本海事協会との連携」「IMO復原性基準への貢献例」を加えました。

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【NMRIニュース】
 ●太田国際連携センター長、村上主任研究員が出前講座
 ●シンポジウム『オホーツク海と流氷』」(紋別市)に出展
 ●金湖上席研究員が、西部造船会で出前講座
 ●EEDIの実海域係数の認証取得
 ●「二軸荷重条件下における疲労亀裂伝播特性」と「海流発電装置」の実験公開
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●太田国際連携センター長、村上主任研究員が出前講座
 国際連携センターの太田進センター長、構造安全評価系基準開発グループの村上睦尚主任研究員は2月12日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催される「船舶基準・規格セミナー(第9回船用品標準化推進協議会/標準化セミナー)」(一般財団法人日本船舶技術研究協会主催)で出前講座として講演します。
http://www.jstra.jp/html/2015-seminar.html

●北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』」(紋別市)に出展
 第31回北方圏国際シンポジウム『オホーツク海と流氷』」(主催:紋別市)に出展します。 シンポジウムは2月21日から24日まで、北海道紋別市で開催され、海技研は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)技術ソリューション事業(フェーズ1案件)において実施している「氷海開発を支援するための高精度氷況観測技術の開発」の研究内容を研究者が説明します。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/271.html

●金湖上席研究員が、西部造船会機能システム部会で出前講座
 金湖富士夫・海洋リスク評価系上席研究員は1月28日、九州大学にて開催された第207回西部造船会機能システム部会で出前講座を行いました。
 「船舶におけるリスク評価について- IMOにおけるリスク評価の導入・進展とリスクベース設計 -」という主題で、リスク評価概論を含め、これまで金湖上席研究員が行ってきたFSA(Formal Safety Assessment)およびリスクベース設計に関連した研究に関して、質疑応答を含めて90分の講演を行いました。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/270.html

●EEDIの実海域係数の認証取得 -実運航を考慮したGHG削減を促進-
 北日本造船株式会社と共同で、船舶の燃費性能指標「EEDI(エネルギー効率設計指標)」に実海域の海象を考慮したEEDIweatherについて、一般財団法人日本海事協会から認証を取得しました。実海域の海象も設計指標に取り入れて開発された船舶は、外航海運での温室効果ガス(GHG)を削減する効果があると期待されています。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/269.html

●「二軸荷重条件下における疲労亀裂伝播特性」と「海流発電装置」の実験を公開
 1月26日、「二軸荷重条件下における疲労亀裂伝播特性」と「海流発電装置」の実験を公開しました。
 二軸疲労の公開実験は、x方向載荷とy方向載荷の位相差が0とπを有する二軸荷重条件下における疲労亀裂伝播試験を実施し、位相差の影響により疲労亀裂の進展速度が異なることが確認できました。
 海流発電装置の公開実験は、流速0.2m(実機換算1.4m/秒)として、ローター2基の発電状態、1基遊転状態、1基固着状態、係留1本破断などの安全性評価上の条件を設定し実施しました。
https://www.nmri.go.jp/archives/nmri_news/268.html

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【発行】国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 企画部広報係
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