LOCAL EXCHANGE
この日、午前中、
船や海に関する基礎知識
を学習した後、
400m水槽
及び
深海水槽
を見学したほか、航行シミュレータでは船舶の操縦体験をしてもらいました。また、当日、たまたま海技研で国際会議(
CFDワークショップ
)
を開催していましたので、短時間ではありましたが国際会議の雰囲気を味わってもらい、語学学習の重要性を認識してもらいました。
午後からは二つの班に分かれ、A班は
大気環境保全研究グループ
の
平田主任研究員(当時)
の指導により簡易型
お魚ロボット
の
工作に挑戦
しました。物作りの楽しさと難しさを学んだことでしょう。
B班は、
環境分析研究グループ
の
高橋主任研究員(当時
)
の指導によりそれぞれ持ち込んだ材料を電子顕微鏡で観察したほか、板状のスチールを液体窒素で冷却しそれを折って
脆性破壊の実験
を行い、その破断面を電子顕微鏡で観察しました。
最後に海技研での職場体験の感想を聞きました。
国際会議(CFDワークショップ)も傍聴しました。「コンピュータといっているのがが聞き取れた!」「ビコーズといってたよ!」
航行シミュレータでは東京湾の輻輳海域を38ノットの高速船で操縦しました。「あの船に追突だ!」
深海水槽横の高圧タンクでは圧縮したカップヌードル容器をみてビックリ!記念に1個づつ持って帰ってもらいました。
一時はどうなるかと思いましたが、何とかお魚ロボット完成です。
しっぽを振り降りスーイスイ
しっぽを振る角度や速度をコンピュータで調整してうまく泳ぐようになりました。
上はパソコンを使って電子顕微鏡で観察している様子 下は、髪の毛を観察しました。
上は当日持ち込んだシャープペンシルの芯 下はそれをさらに拡大したもの
上は当日持ち込んだティッシュペーパー 下はそれをさらに拡大したもの