地域交流

LOCAL EXCHANGE

三鷹一中、海技研で職場体験 第2弾

 平成16年7月の   清原三鷹市長の海技研訪問 に端を発した三鷹市と海技研の地域連携の一環として、   平成17年3月 に続き、平成17年7月5日、三鷹第一中学校2年生6名の生徒さんが職場体験学習のため海技研を訪問しました。

 この日、午前中、   船や海に関する基礎知識 を学習した後、   400m水槽   深海水槽   氷海水槽 を見学したほか、航行シミュレータでは船舶の操縦体験をしてもらいました。
 午後からは二つの班に分かれ、A班は   TV番組のタモリ倶楽部 に出演した   大気環境保全研究グループ   平田主任研究員(当時) の指導により簡易型   お魚ロボット   工作に挑戦 しました。
 B班は、   NHK教育TV「科学大好き土よう塾」 に出演した 流体制御研究グループ 堀主任研究員 の指導により、それぞれ持ち込んだコップなどの材料を小型の試験水槽(パーソナルタンク)で   水中抵抗 を計り、比較しました。


 いずれの班も、大変関心を持って熱心に取り組み、予定時間をオーバーするほどでした。探究心や科学する心を学んで頂けたのではないかと思います。


 最後に海技研での職場体験の感想をそれぞれ一言ずついただきました。

  • 今日は普段できないようなとても貴重な体験をたくさんさせていただいて、とても楽しかったです。7月29日(一般公開)にもまた来たいと思います。
  • 科学は改めてすごいなと思いました。また、色々なところを見てみたいです。
  • 皆さんとても親切で分かりやすく説明していただき、充実した時間を過ごせました。
  • 前日から楽しみにしていた海技研さんでしたが、予想以上に楽しくおもしろかったです。
    将来、このような自分が楽しめるような仕事につけるようにがんばりたいです。
    今日はどうもありがとうございました。
  • 色んな場所に回って、とても楽しい体験をしました。わからないところも教えてもらって
    とても充実した1日でした。
  • 習ったことのない実験や、今まで見たこともない機械を使ったりしてとても楽しかったです。
    圧力の抵抗という、学校より進んだ実験を忙しい中やらせていただき、まことにありがとうございました。

ハンダこてやナイフを使って簡易型お魚ロボットの製作です。ハンダ付けは初めての経験だったようで苦戦しながらも、楽しそうでした。

パソコンでマイクロチップに入力です。これでお魚ロボットのしっぽを振る角度やスピードを調整して泳ぐ早さを変えられます。

お魚ロボットの完成です。3匹のお魚が競争です。なかなかよくできています。

パーソナルタンク(小型回流水槽)で、持ってきてもらったコップやペットボトルおもちゃなどの水中抵抗を計測しました。パソコンへの入力係、スイッチ係、模型係と分担しました。

ペットボトルの水中抵抗を計りました。ペットボトルの中に水を入れた場合と入れなかった場合を比較しました。結果はどうだったでしょう。流れに渦ができる様子も、レーザー光を使って見ることができました。

もってきてもらったおもちゃのガンダム。このガンダムの水中抵抗も計りました。